本記事では、こんなお悩みを解決します
ブログを開設する際には、ドメイン名に悩む人も多いのではないでしょうか。
本記事では、ドメインの役割と失敗しないドメイン名の決め方だけでなく、ドメイン取得時の注意点やSEOへの影響についても解説しています。
今すぐ、ドメイン名の決め方を知りたい方は以下からどうぞ。
ブログを開設しようと思っていて、ドメイン名を決められない方は、ぜひ参考にしてみてください。
ブログのドメイン名とは?
ドメイン名の決め方を説明する前に、ドメインとは何かを理解しましょう!
ドメインとは、「インターネット上の住所」とよく例えられます。
Webサイトを確認すると、以下のように「http」から始まるURLが表示されますよね。以下の青字部分が『ドメイン名』です。
たとえば、本サイトのURLは「https://yuichiro.blog/」です。この中の「yuichiro.blog」がドメイン名にあたります。
ドメイン名は後から変更できないので、後悔しないようにしましょう!
ドメインの種類について
ドメインには「独自ドメイン」と「共有ドメイン」の2種類存在します。
建物で例えると、独自ドメインは「家族だけで暮らす一軒家」、共有ドメインは「複数の家族が暮らすマンション」のイメージです。
- 独自ドメイン
自分ひとりで所有しているオリジナルのドメイン - 共有ドメイン
1つのドメインを複数人で共有しているドメイン
それでは、2種類のドメインの特徴を説明していきます。
目的に応じてドメインを選択できるように、特徴を確認しましょう。
独自ドメインについて
独自ドメインはドメイン取得サービスにて有料で取得できます。
法人のWebサイトや収益化ブログは独自ドメインを利用しましょう!
なぜなら、取得したドメインを自分で所有・管理ができるからです。
メリット |
---|
自由に広告を貼ることができる 検索エンジンに評価されやすい 信頼度が高い サーバー引越後も同じドメインを利用可能 Webサイトの訪問者に覚えられやすい |
デメリット |
有料のため、維持費がかかる サーバーの設定を自分でする必要がある |
共有ドメインについて
共有ドメインは、レンタルサーバーやブログサービスの利用者が共有できます。
サービスの運営会社が所有するドメインなので、契約後だれでも無料で利用可能です。
メリット |
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無料で利用できる サーバー契約やFNS設定などが不要 |
デメリット |
自分でドメイン名を選べない ドメインが使えなくなることがある URLが、勝手に変更されてしまう 意図しない広告が表示されることがある |
信頼度の高さや広告の貼る位置は、検索順位=収益に影響するため、収益化ブログを運営する場合は、独自ドメインの利用をおすすめします!
独自ドメインの取得費用
独自ドメインにかかる費用は、年間1,000円~2,500円ほどです。
月80円~200円ほどで、大きなコストにはならないね。
ブログ運営にはサーバー代も必要経費ですが、ドメイン代はサーバー代よりは安いことが多いです。
しかし、ドメインによっては、4000円を超えるものもあるため、気を付けましょう。
また、定期的に割引やドメインプレゼントのキャンペーンを開催しています。ぜひチェックしてみてください。
>エックスサーバーのキャンペーン状況をチェックする!
ドメイン末尾(トップレベルドメイン)のおすすめ4選
ドメイン末尾に表示される「.com」や「.jp」はトップレベルドメイン(TLD)と呼ばれます。
以下に、主なトップレベルドメインを纏めました。
TLD | 用途 | 対象 | 個人使用 |
.jp | 日本 | 日本国内に住所があれば取得可 | ○ |
.com | 商用組織 | 世界中の誰でも登録可 | ○ |
.net | ネットワーク | 世界中の誰でも登録可 | ○ |
.org | 非営利組織 | 世界中の誰でも登録可 | ○ |
.info | 制限なし | 世界中の誰でも登録可 | ○ |
.blog | ブログ | 世界中の誰でも登録可 | ○ |
.co.jp | 会社 | 株式会社、有限会社、合同会社、合名会社、合資会社など | × |
.ac.jp | 教育機関 | 学校法人、大学、短期大学、職業訓練校など | × |
.biz | ビジネス | ビジネス利用者のみ | ○ |
.ne.jp | ネットワーク | ネットワークサービスなど | ○ |
ドメインの種類によっては、個人で使用できないものもあるよ!
それでは、個人ブログにおすすめのトップレベルドメインを紹介します。
世界でもっとも人気「.com」
「.com」は、世界でも日本でも一番人気のドメインです。
知名度高く、ユーザーに安心感を与えるので、迷ったら「.com」を選びましょう。
商用用途ではありますが、サービスやブランドの紹介サイト、キャンペーンサイト、個人サイトまで幅広く使われています。
2番目にメジャー「.net」
「.net」はネットワークを意味するドメインですが、サイト内容に関わらずだれでも利用できます。
「.com」に次いで人気のあるメジャーなドメインです。
有名ブロガーのクニトミさんが運営する『副業コンパス』でも『.net』が利用されてますよ!
- 副業コンパス:『tabinvest.net』
個人でも使える「.org」
「.org」は、「organization」の略で、非営利団体のために準備されたものです。
しかし現在は用途に制限なく、個人利用も可能となっています。
『.org』も以下のように有名ブロガーが使っており、安心ですね!
- manablog:『manablog.org』
- Tsuzuki Blog:『tsuzukiblog.org』
悩んだときは、実際に稼いでいる人がどうしているかを見るとヒントになります。
ブログを意味する「.blog」
「.blog」はブログ用途のドメインであり、Wordpressが運営しています。
「.com」や「.net」に空きがない場合でも、「.blog」は空いていることもあります。
実際、当ブログも、人気ドメインが埋まっていたので、「.blog」を取得しました。
2016年に用意された新しいドメインなので、これから普及していきそう!
これからブログ運営する人にはオススメのドメインです!
「ドメイン」と「サーバー」の関係性
「ドメイン」と「サーバー」はセットで聞く言葉だと思いますので、ここで両者の関係性について説明します。
ドメインを「住所」と例えると、サーバーは「土地」になります。
土地がないところに、家は建てられないので、サーバーとドメインは両方必要です。
ドメインとサーバーの関係性
- ドメイン
インターネット上の住所を示す - サーバー
インターネット上の土地にあたり、
ドメインを置く場所でもある
ドメインとサーバーはセットで借りると、設定もスムーズのためオススメです!
これからブログを始める方は、サーバー・ドメイン・ブログの開設が一度にできる『クイックスタート』の利用しましょう!
>エックスサーバーのWordPressクイックスタートでブログを始める方法【初心者向け】
失敗しないドメイン名の決め方4つのポイント
失敗しないドメイン名の決め方について、ポイントを解説します。
ポイントは以下の4つです。
ブログ内容が伝わる名前にする
ドメイン名には、ブログのタイトルやジャンルなどのキーワードをまぜて、読者に覚えられやすいドメイン名にしましょう。
たとえば、ブログジャンルの場合は、「blog」、カフェを紹介する場合は、「cafe」をドメイン名に含めるとわかりやすいですよね。
また、ジャンル以外にも運営者の名前を交ぜるのも効果的です!
ドメイン名の具体例
- ブログジャンルの場合
「○○○blog.com」 - カフェジャンルの場合
「△△△cafe.net」 - 運営者名がナナさんの場合
「□□nana.blog」
他のブロガーのドメイン名を参考にするのもオススメです。
当ブログは「yuichiro.blog」とサイト名と運営者名を両方反映してるよ!
ブログ内容が伝わりやすくなるチェックポイントを以下で説明していきます。
伝わりづらい文字列になっていないか
英単語に聞きなじみがなく、分かりづらい場合は、ローマ字表記に置き換えるのもオススメです。
例えば、「保険」ジャンルのブログを運営する場合、「insurance」ではなく、「hoken」とするイメージです。
- 英単語:「insurance」 → ローマ字:「hoken」
ドメイン名は短くする
ドメイン名には、3文字以上63文字以下の半角英数字と半角ハイフンが使用可能です。
シンプルで短く、覚えやすいドメイン名を検討してみましょう。
なぜならば、ドメイン名が長くなるほど、覚えづらくなり、アクセスの低下に繋がる可能性があるからです。
ドメイン名を短く、分かりやすくするテクニックを2つ紹介します。
単語を省略する
省略しても意味が通じる場合は、単語を省略しましょう。
「投資」に関するブログのドメイン名を考える場合、「investment」は文字数が多く分かりづらいです。
ところが、「invest」と省略することでシンプルになります。このように、長い文字列を省略しても意味が通る場合があります。
英単語:「investment」 → 略語:「invest」
ハイフン(-)を利用する
文字列が長くなり読みづらい場合は、ハイフン(-)の利用を検討しましょう。
「FX投資」に関するブログのドメイン名を考える場合、「investfx」では読みづらく伝わりづらいです。
しかし、「invest-fx」のように単語の切れ目にハイフンを挟むことで、読みやすく伝わりやすいドメイン名になります。
2語組み合わせたい場合の例
- そのまま連結する場合
「investfx」 - ハイフンを入れた例
「invest-fx」
ちょっとした工夫で短く伝わりやすい名前になりますので、これらのテクニックをぜひ活用ください。
ドメイン名は変更できないことを意識する
ドメイン名は気軽に変更できないことを意識し、慎重に選びましょう。
変更したい場合は、新規ドメインを取得し直す必要があります。
しかし、ドメインを変更すると検索順位が落ち、アクセス数が激減する可能性が高いです。
ドメイン名はブログタイトルや発信内容を考えたうえで、慎重に決める必要があります。
商標権を確認する
既に存在する商標名やブランド名をドメイン名に含めないように、気を付けましょう!
商標権の侵害にあたり、裁判に発展する可能性もあるからです。
ドメイン名を取得する際には、「すでに商標登録されていないか」を確認が重要ですね
確認の仕方は簡単です。
特許情報プラットフォームの商標検索ページにより、キーワードを検索することで確認できます。
細かい部分が気になる方は、商標を得意とする弁護士・弁理士にご相談ください。
ドメインを取得する際の注意点
ドメイン取得の際には、以下3点に気を付けましょう。
取得費用と更新費用をチェックする
ドメイン取得の前に、必ず「取得費用」と「更新費用」をチェックしましょう。
独自ドメインの費用には、新規の取得費用と更新費用がありますが、 取得費用が安いだけで更新費用が高い場合もあるからです。
人気のトップレベルドメインは取得費用が高い傾向にあります!
Whois登録情報の公開代理ができるか
インターネット上に個人情報を晒さないためには、「Whois情報の代理公開」を活用しましょう。
「Whois情報の代理公開」を利用すれば、個人情報の公開を防げるからです。
Whois情報とは、ドメイン名登録者などに関する個人情報をインターネットユーザーが誰でも参照できるサービスのことです。
Whoisで提供される情報は以下になります。
- 登録ドメイン名
Whoisとは | JPドメイン名の検索 | JPドメイン名について | JPRS
- レジストラ名
- 登録ドメイン名のプライマリおよびセカンダリネームサーバ
- ドメイン名の登録年月日
- ドメイン名の有効期限
- ドメイン名登録者の名前および住所
- 技術的な連絡の担当者の名前、住所、電子メールアドレス、電話番号
- 登録に関する連絡の担当者の名前、住所、電子メールアドレス、電話番号
このように、個人情報(Whois情報)を提供することが義務付けられています。
「Whois情報の代理公開」を利用することで、ドメイン取得サービス側が用意した情報を公開していくれます。
サポートが充実しているか
ドメイン提供サービスのサポートが充実しているかも確認しておきましょう!
知名度の高いサービスを利用することで、以下のようなサービスを受けられます。
ドメイン提供サービスのサポート
- 自動更新
- セキュリティ
- ドメイン移管
- 電話/チャット/メールサポート
特に、初めてドメイン取得される方は、分からないことも多いと思うので、サポートが充実している大手のサービスを利用することをオススメします。
ドメイン取得からサーバーでの設定まで自動やってくれるエックスサーバー がオススメです!
WordPressクイックスタート機能を利用すれば、たったの10分でブログを開設できます。
よくある質問
ドメイン名の決め方に関するよくある質問とその回答を纏めました。
共通の悩みがある方は、ぜひ参考にしてみてください。
「.com」や「.net」で悩んだときは、どれを選べばいい?
結論、自分に取得可能なドメインであれば、どのドメインでも大丈夫です。
なぜならば、ドメインの種類によって、効果や機能が変わるわけではないからです。
とはいえ、それでも決められない方向けに、失敗しない選び方を以下で紹介します。
迷ったら「.com」「.net」がおすすめ
悩んだときは、「.com」、「.net」の順で選ぶことをオススメします。
人気なドメイン=認知度が高く、読者も違和感ないからです。
しかし、人気ドメインは埋まっていることが多いです。
人気ドメインが埋まっているときの対処法について、以下で説明します。
「.com」、「.net」が空いていない場合は、「.blog」がオススメ
「.com」や「.net」でドメインが取得できない場合は、「.blog」がオススメ!
「.blog」は、比較的新しいドメインなので、希望するドメイン名を取得できる可能性が高いです。
実際、当ブログで「yuichiro」のドメインを取得する際にも、「.com」、「.net」は埋まっていましたが、「.blog」が空いていました。
「.bolg」を使うとドメイン名全体がすっきりするので、オススメ!
人気のドメイン末尾(トップレベルドメイン)が埋まっている場合は、「.blog」をチェックしてみてください。
ドメイン末尾のおすすめ順
- 「.com」
一番人気のドメイン - 「.net」
「.com」の次に人気なドメイン - 「.blog」
ブログ用途で新しいドメイン
ドメイン名の空き情報を調べる方法はある?
各ドメイン取得サービスのサイトにて、ドメインの空き状況を確認できます。
エックスサーバー では、以下のページから確認可能です。
>ドメイン取得【Xserverドメイン】
ドメイン名を考えたら、ドメインの空き状況を検索してみましょう!
ドメイン名が取得可能かを調べる方法
ドメイン取得サービスの検索窓に取得したいドメイン名を入力し、「検索する」をクリックします。
取得可能なドメインであれば、「取得可能です」という文字が表示されます。
例えば、「invest-fx」と入力すると、「.com」、「.net」はすでに取得されていますが、「.jp」は取得可能であることが確認できます。
ドメインの種類 | 取得費用 | 更新費用 |
.com | 1円 | 1,298円 |
.net | 1円 | 1,518円 |
.jp | 350円 | 3,102円 |
.blog | 1円 | 3,058円 |
.co.jp | 4,136円 | 4,136円 |
ドメイン名はSEOに影響するの?
ドメイン名とSEO(検索エンジン最適化)に直接的な影響はないです。
TLD(トップレベルドメイン)における「SEOへの影響はない」とGoogleから明言されているからです。
検索において、特定の TLD のキーワードが有利に働くことも不利に働くこともありません。
新しいトップレベル ドメイン(gTLD)に対する Google での取り扱いについて | Google 検索セントラル ブログ
しかし、ドメイン名が間接的にSEOに影響を与える場合もあります。
ドメイン名がSEOに影響を与える例
- 乱雑な文字列で怪しい
- 複雑で読みにくく、覚えづらい
- URLが長すぎて、覚えづらい
上記のような場合ですね。
そのため、ドメイン名は読みやすく・覚えやすく・伝わりやすい名前を意識しましょう!
ドメイン名の具体例は?
参考として、個人ブログのドメイン名を紹介します。
ブログ名 | ドメイン名 |
Tuzuki Blog | tsuzukiblog.org |
ノマド的節約術 | nomad-saving.com |
マクリン | makuring.com |
マナブログ | manablog.org |
副業コンパス | tabinvest.net |
話せる英語を身につけるブログ | elearn-english.jp |
「ドメイン名」、「サイト名」、「運営者の名前」を統一している人が多いですね。
迷ったときには他サイトを参考にするのもオススメです!
ドメイン取得は「Xserverドメイン」がおすすめな理由
ドメイン取得は「Xserverドメイン」がオススメです。
その理由は以下の4つです。
- ドメインとサーバーをセットで簡単に契約できる
- サポート体制が充実しており、初心者も安心!
- ドメイン取得や更新の費用が国内最安!
- 個人情報を非表示にできる
それでは、1つずつ紹介していきます。
ドメインとサーバーをセットで簡単に契約できる
エックスサーバー はドメインとサーバーをセットで契約でき、簡単にドメイン取得ができます。
さらに、「Wordpressクイックスタート」機能を利用すれば10分でWordpressブログを開設できます。
今後、ブログを開設しようと考えているなら、是非エックスサーバー を検討してみてください。
エックスサーバーは国内シェアNo.1のレンタルサーバーだから、安心!
僕も愛用していますが、トラブル“ゼロ”です。
サポート体制が充実しており、初心者も安心!
初めてサーバー契約やドメイン取得する際は、不安が多いと思います。
しかし、エックスサーバー ならメール・電話による無料サポートに常時対応しています。
また、国内最大手で利用者も多いため、多くのトラブル事例がありすぐに解決方法がみつかります。
手続きに不安がある人は、エックスサーバー がオススメです。
ドメイン取得や更新の費用が国内最安!
エックスサーバー は、ドメイン取得&更新費用が国内最安です。
独自ドメインによるSEOへの影響はありませんので、ドメイン費用は安いほど良いと思います。
また、「WordPressクイックスタート」機能を使えば、ドメイン取得費用と更新費用ともに無料です。
そのため、ドメイン費用を抑えられるエックスサーバー がオススメです。
個人情報を代理で公開してくれる
エックスサーバー なら個人情報を代理で公開してくれます。
通常、サーバー会社は「Whois」というサービスにより、登録者情報の公開が義務付けられています。
そのため、サーバー登録者は個人情報を公開する必要があります。
しかし、エックスサーバー ならエックスサーバー社名義で情報を公開してくれます。
エックスサーバー は、登録者情報の非表示にも対応!
エックスサーバー では、「.jp」「都道府県.jp」ドメインに限り、Whoisで公開される登録者情報を非表示にできます。
一部のドメイン限定とはいえ、非常に助かる機能だね。
まとめ
本記事では、「ドメインとは」からはじまり、「ブログのドメイン名の決め方」について、ポイントや注意点、具体例を紹介しました。
ドメイン名の決め方のおさらいです。
読みやすく、覚えやすく、伝わりやすいドメイン名を設定することが重要です。
ドメイン名を決めたら、実際にブログを始めましょう!
ブログの始め方については、以下記事で説明していますので、参考にしてみてください。
>【初心者向け】超簡単なWordPressブログの始め方
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【初心者向け】超簡単なWordPressブログの始め方