本記事では、こんなお悩みを解決します
本記事では、ブログ初心者がゼロからキーワード選定をマスターできる説明記事を作成しました。ポイントは以下です。
本記事の概要
本記事を読むことで、SEOを理解した正しいキーワード選定の手順やコツを理解した上で、検索上位を狙えるブログ記事の書き方までマスターできます。
今すぐキーワード選定の手順を知りたい方は、以下からどうぞ。
キーワード選定を理解することで、ブログを効率的に運営でき、月5万・10万といった収益化がみえてきます。 正しい知識を身に着け、ブログの収益化を成功させましょう!
SEOとは?ブログ初心者に必要な前提知識
SEO(Search Engine Optimization)は、検索エンジン最適化と呼ばれ、Webサイトが検索結果で上位に表示されるようにするテクニックのことです。
ユーザーはインターネット検索を行った際、検索結果の上位記事しか見ないです。
そのため、ブログにユーザーを集客するためには、検索結果の上位に表示されることが重要になります。
検索上位に表示させるための施策をSEO対策と呼びます。
SEOにおいて、E-E-A-Tを優遇する方針をとっていることは、理解しておきましょう!
E-E-A-Tとは?
- Experience(経験)
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
SEOの基礎については、詳しく解説した記事を作成中です。少々お待ちください。
SEOの施策は山ほどあるけれども、キーワード選定は特に重要な施策ですよ。
それでは早速、SEOにおいて重要なキーワード選定について説明していきます。
SEOキーワードの選定とは?
SEOにおけるキーワード選定とは、自分のブログに集客したいユーザーがどのようなキーワードを検索するかを考慮し、ブログ記事を計画することです。
検索キーワードには、ユーザーの検索意図が反映されます。
言い換えると、検索キーワードを通じてユーザーの疑問や悩みを理解できるということです。
例えば、「オンライン英会話 始め方」と「オンライン英会話 稼ぎ方」の検索では、ユーザーの求める情報は異なるでしょう!
検索キーワードと検索意図の関係
- オンライン英会話 始め方
➡英会話を学習したい - オンライン英会話 稼ぎ方
➡英語の仕事を探したい
前者を検索するユーザーは、英会話を学習したい一方で、後者を検索するユーザーは英語の仕事を探したいように、意図が異なります。
このように、選択するキーワードによって、作成すべきブログ記事の内容が大きく変わります。
ブログに訪れてほしいユーザーのニーズを明確にすることが、SEOにおけるキーワード選定の目的です。
ブログでキーワード選定をすべき理由3つ
ブログの記事作成・検索順位の向上、どちらの視点でも、キーワード選定の役割は大きいです。
ここで、ブログにおいてキーワード選定をすべき理由を3つ紹介します。
それでは、ひとつず解説していきます。
1.記事テーマの明確化
ブログでキーワード選定が重要な理由は、記事のテーマを明確にするためです。
キーワード選定をすると、どのようなメッセージの記事を書くかの軸が決まります。
Googleなどの検索エンジンは、検索キーワードの悩みを解決できる=メッセージ性のある内容を検索上位に表示します。
例えば、「オンライン英会話 初心者 効果」のキーワードに沿う記事を書こうとすると、「初心者がオンライン英会話をはじめて、どれくらいの効果が得られるか」の内容にフォーカスし、ユーザーの求めている情報を提供できます。
このように、キーワード選定は、ブログ記事のテーマ・メッセージを明確にし、ユーザーにとって価値のある情報を提供するために不可欠です。
キーワード選定せずに、誰も検索しないキーワードで記事を書いてしまうことが初心者ブロガーのよくある失敗ですよ。
明確なテーマを持つ記事は、ユーザー・検索エンジン両者にとって有益で、ブログの成功に貢献します。
ユーザーは悩みを解決するために記事へアクセスするので、SNSなどから流入を目指す場合でもキーワード選定は欠かせません!
2.SEOで検索上位が狙える
ブログでキーワード選定を行う理由の2つ目は、SEOを最適化し検索結果の上位表示が狙える点です。
適切にキーワード選定をし、記事を公開していくと、検索エンジンは関連性の高い記事を特定しやすくなります。
例えば、「オンライン英会話 始め方」というキーワードで記事を書く際に、キーワード選定をしていると関連するニーズとして「オンライン英会話 効果」「オンライン英会話 よく使うフレーズ」のような関連する記事も書くことになるはずです。
関連性をより高めるために、記事同士は相互リンクさせましょう!
その結果、専門性(Expertise)の高いブログとしてサイト全体の評価があがり、検索上位に表示されやすくなります。
適切なキーワード選定は、SEOの効率を高め、検索結果での上位表示を狙うことにつながりますよ。
3.サイト運営の効率アップ
ブログでキーワード選定が重要な理由の3つ目は、サイト運営の効率が向上することです。
キーワードを事前に選定することで、検索意図の被らない記事の内容を無駄なく作成でき、完成度の高いサイトを作成することができます。
例えば、「ブログ ネタない」「ブログ ネタ切れ」のキーワードが2種類あった場合、検索意図は同じなので、別々に記事を作成するわけにはいきません。
仮に同じ検索意図に対する記事を2つ作成した場合、検索エンジンからの評価が分散し、結果SEO的に弱い記事になってしまうからです。
しかし、キーワード選定を事前にしておくことで、このようなトラブルは回避でき、むしろ記事作成時に両者のキーワードを意識した1記事を作成することができます。
このように、キーワード選定を事前に行うことで、適切なサイト設計につながり、結果としてサイト全体でSEO対策を高める施策となります。
SEOキーワードの分類
SEOキーワードは、特性に基づき分類することができます。
代表的な分け方は、「検索ボリューム」と「検索ニーズ」によるカテゴリー分類です。
少し難しいですが、効果的なSEO戦略を展開する上でこれらの理解は大切ですので、しっかりと把握しておきましょう!
キーワードを分類し、カテゴリー分けしておくことで、検索上位を狙いやすいキーワードや勝ちにくいキーワードを知ることができます。
検索ボリュームの3分類
SEOキーワードを検索ボリュームで分類すると、以下3タイプに分けられます。
- ビックキーワード
例「オンライン英会話」 - ミドルキーワード
例「オンライン英会話 初心者」 - ロングテールキーワード
例「オンライン英会話 初心者 効果」
ロングテールキーワードはスモールキーワードとも呼ばれます。
まず「ビッグキーワード」は、検索ボリューム数が1万以上で、1~2語の単純なキーワードが多いです。
例えば、「オンライン英会話」のような単語がこれに該当します。
「ミドルキーワード」は、月間ボリューム数が1,000から1万で、2~3語の組み合わせで構成されることが多いです。
「オンライン英会話 初心者」は、ミドルキーワードですね。
最後に「ロングテールキーワード」と呼ばれるものは、月間検索数が1000以下かつ3語以上のキーワードです。
例としては、「オンライン英会話 初心者 効果」などがあたります。
ビッグキーワードを狙うと効果的に思えますが、多くのユーザーが検索するため競合も多く、検索上位に表示されるのは難しいです。
一方で、ロングテールキーワードはニーズが明確で競合が少なく、ブログ初心者にとって取り組みやすいキーワードとなるでしょう!
たしかに、「オンライン英会話 初心者 効果」はキーワードから、検索意図がイメージしやすいですよ。
したがって、個人ブロガーは「ロングテールキーワード」を狙う戦略が定石です。
検索ニーズの4分類
検索ニーズによるSEOキーワードの分類には、以下の4タイプがあります。
- Doクエリ
行動を起こしたい時に使われるキーワード- 「英語学習 アプリ」
- 「ヨガ やり方」
- Knowクエリ
意味や情報を知りたい時に用いられるキーワード- 「ビットコインとは」
- 「温室効果ガス 原因」
- Goクエリ
特定のブログや場所に行きたい時に入力されるキーワード- 「Facebook ログイン」
- 「新宿区 税務署」
- Buyクエリ
購入したい商品やサービスに関連するキーワード- 「スマートウォッチ おすすめ」
- 「登山靴 レディース」
「クエリ」とは単に「言葉や語句」のことで、キーワードと捉えておけばOKです。
どんなキーワードも、これら4つのいずれかに分類されます。
Buy・Doクエリが商品の購入などにつながりやすいので、SEOの競争が激しく、検索上位は難しいです。
まずは、Know・Goクエリから少しずつ検索上位を狙っていくような戦略をおすすめします。
初心者はロングテールキーワードを狙おう!
ブログ初心者は、「ロングテールキーワード」を狙って記事を書きましょう!
なぜなら、ロングテールキーワードは競合が少なく、検索意図に沿ったユーザーを集客しやすいからです。
競合性が低いだけでなく、具体的なニーズをイメージしやすい点が重要ですよ。
例えば、「オンライン英会話 初心者 効果」や「オンライン英会話 初心者 使い方」のようなロングテールキーワードは、ユーザーの悩みを把握しやすく、ユーザー・検索エンジン両者から評価を受けやすいです。
そのため、ロングテールキーワードを狙うことで、個人ブログでも検索上位を狙うことができます。
ロングテールキーワードは、検索意図がはっきりしているので、Google検索のアップデートによる影響が小さいこともメリットです。
SEOキーワード選定のやり方・手順7ステップ
ここからが本題です。
SEOキーワード選定の具体的なやり方(方法)とその手順を7ステップにわけて解説します。
キーワード選定の手順7ステップ
それでは、順版に説明していきます。
1. メインキーワードの選定
まず始めに、ブログのテーマ・ジャンルに沿う、メインキーワードの選定をします。
メインキーワードは1キーワードで1つだけです。
たとえばブログのテーマが「オンライン英会話」であれば、メインキーワードとして「オンライン英会話」を選びます。
この後は、メインキーワードの関連するキーワードを探す作業に移ります。
抽象的なキーワードは選ばない
メインキーワードを選ぶ際に、抽象的なキーワードを選ばないように気をつけましょう!
その理由は範囲が広すぎると必要な記事数が多くなり、1記事1記事の質が落ちてしまうからです。
具体的には、「オンライン英会話」ではなく「外国語」をメインキーワードに選ぶようなイメージですね。
「外国語」では抱える悩みが広すぎて、1つのブログでは網羅できないです。
そのため、メインキーワードを決めるときは、具体的なキーワードとなるようにします。
2. 関連キーワードの抽出
手順2つ目は、「関連キーワードの抽出」です。
メインキーワードを決めたら、関連するキーワードを洗い出します。
関連キーワードの抽出は、「ラッコキーワードのサジェストキーワード」を利用しましょう!
「サジェストキーワード」は、無料で利用できますよ。
サジェストキーワードの探し方は、以下4ステップです。
- ラッコキーワードにログイン
- キーワードを入力
- 検索エンジンを選択
- 検索アイコンをクリック
詳しい手順は、別記事で詳しく解説しています。
-
ラッコキーワードの使い方完全ガイド!有料プランの評判も紹介
3. 検索ボリューム数の調査
続いて抽出したキーワードに対し、「検索ボリューム数の調査」を行います。
検索ボリューム数とは、1か月にどれだけ検索されているかを表す数値です。
ラッコキーワードでは、月間検索数と呼ばれています。
月間検索数取得の使い方は、以下3ステップです。
- 月間検索数取得へ移動
- 月間検索数の検索
- 検索結果の確認
詳しい手順は、別記事で詳しく解説しています。
4. 不要なSEOキーワードを削除
手順4つ目は、「不要なSEOキーワードを削除」しましょう!
その理由は、書いても意味のないキーワードも混ざっているからです。
不要なキーワードを以下3点の視点で、見つけ削除していきます。
- 検索ボリューム数が0のキーワード
- 重複するキーワード
- 発信ジャンルと関係のないキーワード
検索ボリューム数が「0」は、誰も検索しないキーワードなので、不要ですよね。
また、発信ジャンルと関係のないキーワードもサイト内で関連性を繋げづらいので、消していきましょう。
例えば、「オンライン英会話」でSEOキーワードを洗い出した場合、「求人」や「5ch」のようなキーワードはジャンルと関係ないので削除します。
このように、適切なサイト設計をする上で、不要なキーワードを削除することが重要です。
5. SEOキーワードのグルーピング
次に、「SEOキーワードのグルーピング」を行います。
キーワードのグルーピングは、省略しがちですが、稼ぐために超重要なステップですよ。
SEO上では同一の検索意図に対し複数の記事がある場合、検索エンジンからの評価が分散し、評価が上がり切らないからです。
分かりやすく言うと、同じ検索意図でA・B記事を作成した場合、検索エンジン側も評価に迷い、A記事50点、B記事50点と分散してしまいます。
一方で、A記事1本で書く場合ユーザーもA記事だけに流れるので100%の評価が獲得できます。
具体的には、「英会話 上達」のキーワードで書く際に、以下キーワードは同じ検索意図となります。
- 英会話 上達方法
- 英会話 上達法
- 英会話 うまくなるには
これらのキーワードは、ひとつの検索意図に絞って、1記事を書くようにしましょう!
検索意図が同じかどうかの見分け方
似たようなキーワードっぽいけど、本当に検索意図が同じかどうかはどう見分ければいいの?
検索意図の確認方法は、Google検索で実際に検索することです。
例えば、「英会話 上達方法」と「英会話 上達するには」のキーワードをそれぞれ検索します。
その結果、同一記事が検索結果にでていれば、同じ検索意図ということです。
上記のような検索結果が得られているので、同じ検索意図ということになりますね。
検索エンジンが検索意図に基づき、記事をランキングしているので、実際に検索結果を確認することで答え合わせができます。
6. キーワードの優先順位づけ
続いて、「SEOキーワードの優先順位づけ」を行ってください。
ここまでで、「不要なキーワードの削除」、「キーワードのグルーピング」が完了し、書くべきキーワードの精査ができています。
あとは、記事を書くだけなのですが、書く順番も整理しておきましょう!
優先順位づけ=書く順番のことですね
順番まで決めておくと、どのキーワードで書くかを迷わなくて済むからです。
イメージとしては、以下のようにエクセルやスプレッドシートに纏めておくことをおすすめします。
それでは、具体的な優先順位のつけ方について、説明していきますね。
キーワードは収益記事から書く
SEOキーワードは、収益記事から書きましょう!
その理由は、紹介する商品を理解して上で、集客記事を書くことができるからです。
前提として、どんな記事でも、収益記事と集客記事に分けられます。
文字通り、収益記事とは収益を狙った記事のことであり、商品紹介ページのことです。
一方、集客記事はブログへのアクセスを狙った記事であり、集客後は収益記事への流入を目指す記事です。
具体的には、以下のようなイメージですね。
- 収益記事
- 「オンライン英会話 おすすめ」
- 「オンライン英会話 比較」
- 集客記事
- 「オンライン英会話 効果」
- 「オンライン英会話 フレーズ」
収益記事から書いておくことで、集客記事から収益記事へ流す記事が書きやすいです。
このように、記事の優先順位づけをしておくことで、手戻りの少ないサイト構築ができます!
7. ブログ記事の執筆
キーワード選定の手順7つ目は、「ブログ記事の執筆」です。
ステップ6までで、キーワードの精査と書く順番が決まっています。
あとは、順番に書いていくだけです。
いきなり記事執筆に入らずに、キーワード選定を行うことで、ブログの成功確率が格段にあがります。
初心者におすすめ!キーワード選定のコツ3つ
次に、初心者でもできるキーワード選定のコツを3つ紹介します。
検索エンジンの最適化は、実際に検索してみると現時点での答えが分かります。
そのため、キーワード選定のコツは検索結果や検索上位サイト(=競合サイト)を調査することです。
キーワード選定のコツ3つ
それでは、ひとつずつ解説します。
1.検索結果の「サジェストキーワード」等を調査
キーワード選定のコツ1つ目は、「検索結果から調査」する方法です。
検索意図は、検索結果の以下4つから効率よく理解できます。
- サジェストキーワード
- パーティカル検索
- 関連する質問
- 関連性の高い検索
「オンライン英会話 初心者」で検索すると、以下のように表示されますよ。
詳しい検索意図の把握方法は、以下記事をご覧ください。
2.競合サイトからキーワードを分析
キーワード選定のコツとして、「競合サイトからキーワード分析」する方法もあります。
競合サイトもSEO効果を狙って、タイトルやH2/H3見出しにキーワードを含めているので、見出し構成を調査するのがおすすめです。
競合サイトの調査で見るべき部分
- タイトル
- H2見出し
- H3見出し
- メタディスクリプション
上記部分に、どんなキーワードを混ぜているかをチェックしましょう!
3.競合サイトの流入キーワードを把握
初心者できできるキーワード選定のコツ3つ目は、「競合サイトの流入キーワードを把握」することです。
流入キーワードの調査とは、ある記事がどのキーワードで検索され、記事へアクセスしているかを調べることですね。
流入キーワードの調査は、ラッコキーワードを用いると簡単にできます。
ラッコキーワードはブロガー必須のツールです。
例えば、「ラッコキーワード公式サイト」の検索流入数は以下のように分かります。
流入キーワードの具体的な調査方法は、別記事で解説していますので、あわせてご覧ください。
>ラッコキーワードの使い方
このように、ラッコキーワードのような優良ツールを使いながら、効率的にキーワード選定を進めていきましょう!
>ブログ運営におすすめのツール10選
-
ブログ運営を効率化!アフィリエイトに役立つおすすめツール10選
キーワード選定におすすめの無料ツール5選
ここでは、キーワード選定におすすめの無料ツールを5つ紹介します。
先ほども説明したように、「ラッコキーワード」はブロガー必須のツールですが、それ以外にも優秀なツールがありますので、代表的なツールを紹介していきますね。
キーワード選定におすすめの無料ツール5選
それでは、ひとつずつ解説していきます。
1.ラッコキーワード
ひとつめは、キーワードリサーチ用ツールの「ラッコキーワード」です。
「ラッコキーワード」は無料版と有料版がありますが、有料版をつかうことをおすすめします。
その理由は、有料版を使えばキーワード選定と競合サイトの分析が「ラッコキーワード」ひとつで完結するからです。
ラッコキーワードの機能を紹介します。
ラッコキーワードでできること
- 【無料】サジェストキーワードの抽出
- 【無料】見出し抽出(上位20記事)
- 【無料】検索流入キーワードの抽出
- 【無料】Googleトレンド情報の表示
- 【無料】知恵袋などのQ&Aサイトの表示
- 【有料】検索ボリューム数の抽出
検索ボリューム数の抽出が有料ですが、月1000円程度とコスパの良いツールです。
頻繁に使うツールなので、登録しておきましょう!
ラッコキーワードの口コミ・評判を別記事でまとめていますので、気になる方はご覧ください。
>ラッコキーワードの料金プランを確認する
2.GetKeyword
最後に、「GetKeyword」を紹介します。
ここまで有料のキーワード選定ツールを紹介してきましたが、「GetKeyword」は完全無料のツールです。
1日の利用回数に制限があるので、キーワード選定のメインツールとしてはおすすめできません。
しかし、以下のように機能が豊富で大変便利なツールです。
- サジェストキーワードの抽出
- 検索ボリューム数の調査
- キーワードの難易度の調査
- YMYL度の調査
- 再検索キーワードの抽出
- FAQサイトの質問内容の取得
上記のように、キーワード選定に必要な機能が網羅されています。特に、キーワードの難易度やYMYL度が調査できるのはありがたいです。
利用制限はありますが、機能を理解してうまく活用していきましょう!
3.Googleキーワードプランナー
「Googleキーワードプランナー」は、キーワードの検索ボリューム数や関連キーワードを手軽に探せる便利なツールです。
SEO対策として行うキーワード選定時に利用できますね。
無料で使うことができますが、詳細の検索ボリューム数を抽出するには200円程度の広告出稿をする必要があります。
4.Googleトレンド
キーワード選定におすすめの無料ツール4つ目は、「Googleトレンド」です。
Googleトレンドとは、Googleが無料で提供するキーワードの需要を時系列で確認できるツールになります。
例えば、「NISA」と検索すると、以下のように需要の流れが分かりやすいです。
これから需要のなくなるキーワードを狙っても意味ないですよね。
今後も需要がありそうかどうかを把握するのに、無料ツール「Googleトレンド」はおすすめです!
5.Yahoo!知恵袋
キーワード選定におすすめの無料ツール5つ目は、「Yahoo!知恵袋」です。
Yahoo!知恵袋では、ユーザーが悩みを相談し、知っている方が答えてくれるサービスになります。
ユーザーの悩み=検索意図なので、Yahoo!知恵袋で質問のある内容から検索意図を把握可能です。
具体的には、「オンライン英会話 初心者」の検索意図を把握したい場合には、Yahoo!知恵袋上でSEOキーワードを検索します。
上記のように、「オンライン英会話の頻度」や「安く始められるおすすめの英会話サービス」などを求めていることが分かります。
Yahoo!知恵袋を利用することで、具体的なユーザーの悩みを把握でき、キーワード選定が適切に進められるでしょう!
初心者はラッコキーワードだけでOK!
おすすめの無料ツールを5つ紹介しました。
しかし初心者の方は「ラッコキーワード」だけで十分です。
紹介したツールは全て利用していますが、僕自身もはじめから全て活用できていたわけではありません。
いきなり全ツール使おうとすると、各ツールの良さなどが分かりづらいと思います。
そのため、必須の無料ツール「ラッコキーワード」を活用していきながら、物足りなく感じたときに、その他のツールを使ってみるような使い方がおすすめです。
SEOキーワードでブログ記事を書く方法5ステップ
キーワード選定が終わった後に、SEOを意識してブログ記事を書く方法を5ステップに分けて解説します。
こちらは、選定したキーワードを狙った記事を書くタイミングで毎回行う作業です。
ブログ記事を書く方法5ステップ
それでは、ひとつずつ説明していきます。
1.検索意図の理解
ブログ記事の書く方法ステップ1は、「検索意図の理解」です。
検索エンジンは、検索意図を満たしている記事を上位表示するからですね。
検索意図を把握せずに記事を書いても、アクセス狙えず難しいです。
検索意図は、以下7つの方法で検索できます。
検索意図を理解する方法7つ
- 検索上位サイトから調べる
- バーティカル検索から読み取る
- サジェストキーワードから推測する
- 再検索キーワードを確認する
- 共起語を調べる
- GetKeywordを参考にする
- ChatGPTを利用する
具体的な検索意図の調べ方は、以下サイトで詳しく説明しています。
-
【SEO】ブログ運営における検索意図の調べ方7つ|4分類の考え方も解説!
2.競合サイトの分析
2つ目のステップとして、「競合サイトの分析」を行いましょう!
なぜならば、検索上位サイトが現時点で検索エンジンに評価されている記事だからです。
検索エンジンが求めている記事の答えが、検索上位サイト(=競合サイト)なので、分析して丸裸にします。
競合サイトの分析方法
- 競合サイトからキーワードを分析
- 競合サイトの流入キーワードを把握
競合サイトの分析方法は、本記事「キーワード選定のコツ3つ」で詳しく解説していますので、復習したい方は以下から確認してください。
3.キーワードや検索意図を記事構成に反映
ブログ記事の書く方法ステップ3では、「キーワードや検索意図を記事構成に反映」します。
記事構成とは、記事の設計図のようなものです。
記事構成を作ることで、記事のメッセージや方向性がぶれずに読みやすい記事が書けます。
また、記事構成を作る際に、タイトルや見出し、メタディスクリプションなどにSEOキーワードを含めておくことで、検索エンジンからも評価され、検索キーワードに対し、上位表示されやすくなります。
記事構成の出来で、記事の質が大きく左右されるので、力を入れて作っていきましょう!
4.SEOを意識した記事執筆
4つ目のステップでは、「SEOを意識した記事執筆」を行います。
現在記事構成まで作成できたので、いよいよ記事執筆です。
作成した記事構成の方向性に沿って、文章を書いていきます。
ここで気をつけることは、ユーザーに分かりやすく説明することです。
例えば、「同じことを複数回書く」「分かりづらい具体例を使う」のような文章では、ユーザーの悩みを解決することができません。
対策として、PREP法を意識した記事執筆がおすすめです。
PREP法
- Point:結論
- Reason:理由
- Example:具体例
- Point:結論
この型に沿って書くことで、分かりやすい文章となりますよ。
記事執筆では、SEOを意識しユーザーの悩みを解決できる文章を意識しましょう!
5.デザインを整える
最後に、「デザインを整える」ことが重要です。
なぜならば、分かりやすい文章も黒字のテキストだけが続くと読むのに疲れ、スムーズに情報が入ってこないからです。
デザインが整っていないと、ユーザーの悩みを解決できません。
デザインを整えるコツの以下5つを実施することをおすすめします。
ブログ記事のデザインを整えるコツ5つ
- テキスト装飾を利用する
- 画像を入れる
- 吹き出しを活用する
- 箇条書きでまとめる
- ボタンを使用する
上記のように、デザインを整えるための施策を打つと、かなりデザインが整います。
最近は、有料のWordPressテーマを利用することで、簡単に美しくデザインできますよ。
有料テーマをまだ利用していない方は、今すぐインストールしておきましょう!
当ブログでは、AFFINGER6を使っています。
AFFINGERはSEOに強くデザイン性も豊富なので、困ったらAFFINGERを選んでOKです。
-
【2024年】初心者向けのおすすめWordPressテーマ6選(有料・無料)
デザインが整えられたら、記事を公開して記事の執筆が完了です。
記事公開後にすべきこと3つ【SEO対策】
記事の公開後にすべきことを最後に解説します。
記事公開後にすべきこと3つ
アクセスアップを目指す上では、どれも重要なので詳しく解説していきます。
Googleサーチコンソールで検索順位をチェック
記事公開後にすべきこと1つ目は、「Googleサーチコンソールで検索順位をチェック」することです。
実際に狙ったキーワードで上位を取れているのか、取れていないかは、Googleサーチコンソールを利用することで確認できます。
その際、不足している部分を補うようなリライトを行い、順位を上げていきましょう!
Googleサーチコンソールで物足りなくなったら、「RankTracker」や「GRC」などの有料ツールを検討するのもありです。
流入キーワードは4ヶ月ごとに確認する
記事公開後には、「流入キーワードを4ヶ月ごとに確認する」ことが重要です。
その理由は、Googleは4か月ごとに検索アルゴリズムのアップデートを行うからですね。
アルゴリズムが変わると、検索上位サイトに表示される記事が変わります。
Googleも時代の変化にあわせた最適化を行っているということです。
元々検索上位をとれていたキーワードでも検索順位が下がっていることがあるので、4か月ごとに状況を確認し、順位が下がっている場合はリライトを行い、順位の回復を目指しましょう!
難しいキーワードは、内部リンクをつなげる
記事公開後にすべきこと3つ目は、「内部リンクをつなげる」ことです。
狙ったキーワードは書いたとしても、競合性が高い場合はなかなか検索上位をとることができません。
その場合の対策として、関連記事同士を内部リンクで繋げる施策が有効的ですよ。
関連記事をつなぐことで、Googleには専門性を伝えることができ、評価を上げることができるからです。
例えば、「オンライン英会話 初心者 おすすめ」の記事を書く際に、「オンライン英会話 初心者 効果」や「オンライン英会話 選び方」、「オンライン英会話 よく使うフレーズ」などを内部リンクでつなげ、サイト全体で評価を底上げするイメージです。
このように、難易度の高いキーワードでも内部リンクをつなぐことで、上位を狙うことができます。
まとめ:ブログ収益化のコツは、キーワード選定!
本記事では、ブログのキーワード選定について、具体的な方法やコツを紹介しました。
最後に、キーワード選定の具体的な方法7ステップを再掲します。
キーワード選定の方法7ステップ
サイト運営の効率を上げるために、キーワード選定は非常に重要です。
本記事で紹介したキーワード選定のコツ3つを意識し、ブログの収益化を目指しましょう!